世界初!四回転フリップで高橋優勝!世界フィギュア男子 [スポーツ]
フィギュアスケート世界選手権(イタリア・トリノ)男子ショートプログラム(SP)を行い、バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔(24)が89・30点で首位に、フリーで168.40点をマーク、合計257.70点で世界選手権日本男子初の金メダルを獲得した。
世界選手権日本男子の過去の最高成績は、2007年高橋自身の2位だったので、難局を乗り越え、バンクーバーで銅メダル、今回2人のメダリストが参加せず圧倒的に高橋が花を咲かせた。
イタリア映画「道」のテーマに乗った高橋は、男子でも世界大会史上初となる4回転フリップが成功、スタンドも手拍子で盛り上がり、後半のトリプルアクセルも決めた。
4回転といっても、4回転フリップは難しい。ISU(国際スケート連盟)公式大会で成功しているのは次の通り数少ない。
四回転トウループ 男子では多数、女子ではいない
四回転サルコウ 男子では少数、女子では唯一人安藤美姫(2002年)すごい!
四回転ループ 成功させている選手はいない
四回転フリップ 高橋大輔(今大会)すご~い!でも認定されなかった
四回転ルッツ 成功させている選手はいない
四回転アクセル 成功させている選手はいない
パトリック・チャン(カナダ)はジャンプで失敗、247.22で2位。ジュベール(フランス)は4回転ジャンプを2度成功させながらトリプル・ルッツで転倒し、241.74で3位。小塚崇彦残念ながら216.73で10位だった。小塚もこれからの選手だと思うので、着実に実力をあげていって欲しい。
高橋はバンクーバー五輪後、練習不足で体重が2キロ増えたらしく、「モチベーションを上げるのが大変だった」という。織田もフリーに進めなかったが、オリオンピックという大舞台に全力をかけてきた選手にとっては、その後のこの大きな大会に調子を合わせるのは大変だったのかもしれない。
週末は女子も楽しみだ。調子を合わせてこれてるか、モチベーションは保てているか?
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