SSブログ

マグロの奪い合いで日本人は食べられなくなる! [ニュース]

2010年3月にカタールのドーハで開かれる、第15回「ワシントン条約(CITES)175カ国」締約国会議にて、クロマグロを「絶滅の恐れがある動植物」に含め、国際取引を禁じるよう求めるモナコ提案が採決にかけられる。投票国の3分の2以上が賛成すれば取引禁止が決まる。[がく~(落胆した顔)]

まぐろ.jpg

欧州連合(EU)加盟27カ国中、当初クロマグロの畜養が盛んな地中海沿岸国が反対したが、その後漁業補償や移行期間などで緩和措置を講じることを条件にフランスやイタリアなどが賛成、議長国スペインが10日、ブリュッセルで開いた加盟国代表者会合で、英国、オランダなどの保護優先派と、手厚い補償措置を求める漁業国の主張を盛り込んだ妥協案を提示し、合意を取り付け、大使級会合では最後の反対国のマルタが折れ、EU全体としてモナコ提案賛成の方針決めた。合意では、EU加盟国間の取引は「国際取引」にあたらないとして認められ、地中海沿岸などで伝統的に営まれている漁も継続が容認されている。要するにEUの中では自由に取引し、それ以外の国には輸出してはいけないということだと思う。

それ以前に米国は3日、取引禁止支持を発表している。世界最大の消費国・日本は一層苦しい立場に追い込まれ、モナコ提案が採択された場合には、日本は決定に縛られない「留保」の権利を主張する。日本と同様に「留保」した国からはクロマグロを輸入できるようになるが、そんな国あるのだろうか?

欧州ではクロマグロの不買運動が広がり、グリーンピースなどの環境保護団体が見本市で企業展示を妨害したり、養殖場での抗議活動、日本食レストランへの非難行動により、メニューからクロマグロが徐々に消えているらしい。ほんとうかな?

中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC 25カ国加盟)が、太平洋産の漁獲量増加を禁止することで合意。養殖というのは、稚魚の獲って育てるのだが、それも増やさないようにするということだ。

テレビ番組で見ることもあると思うが、すでに日本国内で完全養殖を進め、マルハニチロホールディングスは2013年度初出荷を目標に頑張っている。2009年に国内養殖へ参入した双日も人工ふ化させた稚魚を育てている。ただしコストがかかるので、現状の価格帯で供給すれば赤字、値上げして需要があるかどうかが問題だ。日本の技術に期待!

お寿司お茶しょうゆ 

日本食ブームで寿司を初めとして、魚の需要が増えている。狂牛病や鳥インフルエンザの影響もありヨーロッパでは牛など食べなくなってきている。アフリカを初め貧しい国では日本などに買い取ってもらうために、乱獲している。当然自分達でも食べているとは思うが。回転寿司が今日本国内でどこへ行ってもあり、数十年前には寿司なんてめったに食べなかったのに、安いせいもあって需要が多過ぎる。あと中国の経済発展とともに中国人による需要も驚くほど増えているのも影響している。

これから日本は魚に頼り過ぎない食生活にだんだん変っていくのではないだろうか。農業のうち作物によっては、土を使わない水耕による野菜工場やきのこ工場も増えていくと思われる。国内の食物共有率をもっと高くしていく必要は誰しも感じている。これから産業が変わっていくチャンスでもある。

空調機器(精密空調 PAP)    温調機器  ジェットヒーター 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。